Vol.7:早速万博行ってみた(前編)
遡ることおよそ3週間も前、4月25日(金)朝イチの便で神戸空港から大阪入りし、朝の内に豊中に住む親友Tと合流。
50過ぎのオッサン二人、ネットでの入場券購入に四苦八苦しつつ挑戦し、何とか9時入場分を3人分ゲット。
もう一人の同伴者は、学校以外になかなか外に出ないと親友が心配するので、「ほいじゃ一緒に行くか!」と親友の息子くんを半ば無理矢理連れ出す。
4月26日(土)に人生初の万国博覧会を体験。3人とも初めての万博。
そこからあれこれやって、大村に帰ったのがGW前の4月28日(月)。

旅の工程は簡単に述べるとこんな感じで、その週末にはこのエントリー書くつもりだったんですよ。
だったんですけど、GWに突入し、さあここから連休が本格的に始まるよ!という5月2日の金曜日、体調に異変が…
のどが痛い。
あ、これ以前経験ある痛みだわ…そうそうコロナの時の痛みだ(笑)。
ということで、コロナだろうが風邪だろうがインフルエンザだろうが、老いた両親や他人様にうつすワケにいかんのは変わらんので、
イチイチ検査とかかったるいことせずにその日から自主隔離開始。
確か2年前初めてコロナにかかったのもGWだったなとか考えながら、退屈な毎日を悶々と過ごすのですが、週が明けて確か月曜日だったかな?熱が本格的に上がり寝込む。
幸い、以前処方してもらっていたカロナールが何錠かあったので、それを服用しながらやり過ごすことに。
熱は2日で治まったので身体は楽だったものの、咳がなかなか治ってくれないで困りました。
と、そうこうしている内に、今日まで引っ張ることになってしまったワケです。
まだ何かのどが変な感じで声がかすれちゃう。
さてさて、そういうごちゃごちゃした理由でサボらせてもらっていたワケですが、気合がなかなか乗らなかっただけで今回のネタは万博で決まりだったのですよ、3週間近く前から。
そのためにも親友には「何撮ってんの?」と不思議がられる写真もたっぷり撮ってきましたし…
今回はひょっとしたらChatGPTさんも、親友オススメのcopilotさんも出番はないかもですね。
第一声を大声でいいますよ…
めっちゃ良かった!!
あれは一度体験しておいた方が良いと思うし、僕は機会があればもう一度か二度行こうと思っています。
と言うのも、僕らが現地に居た時間は午前9時40分ぐらいの入場から、午後3時ごろの退場まで。
時間はあっという間に過ぎちゃいましたが、夕方4時以降の入場だと入場料が半額になるらしく、ライトアップされた万博会場がとても綺麗で一度観てみたいですし、
朝から暑い中をずっとウロウロするよりは、日が落ちた時間を2回に分けてウロウロした方が良いのかなぁとなんとなく思ったからでして。
現実的にその機会があるかどうかは分かりませんが、次に用事などで行く際に時間を取れるようであれば、夜の万博を体験してみたいです。ちょっと我ながら前がかりなレポートだな…まあそれぐらいに良かった。
順を追って話してみようか。
まずチケットの購入時に分かったことなんですが、入場の時間で入場者の会場入りをある程度制限しているらしい。
僕らは9時入場のチケットを購入して準備したワケですが、親友が「9時に行っても並んで待たんといかんやろし、少し時間遅れて行こうか」と言い出したんです。
そこで“9時入場”が9時ちょうどを指すのか、9時を過ぎても良いのか、万博の公式サイトをくまなく探して、要するに9時~10時の間に入場する組という意味であることを確認。
そして万一もっと遅れる場合はどうなるのかとか確認していく内に、“9時入場”という言葉は9時以降ならいつでも入場出来るということを確認して安堵したワケです。
しかもどうやら、一日入場券ってゲートから出てもその日のうちならまた入場可能ということらしいというのもその時に確認しました。
そもそも今回の大阪行きは万博に行くためではなく、私用で大阪に行かなければならなかったもので、空いた時間を埋めるために「それじゃせっかくだし万博でも行くか!」と思いつきでの行動でして(笑)。
時間つぶしに行った万博でしたが、とても良くてハマってしまったというワケです。
親友の想像通り、時間を少しズラして行ったのは正解でした。
事前のネットやメディアの情報では、人が来ないとか目標数に届かないとかマイナスイメージな話ばかり上がっていましたが、
夢洲駅で降りた時には駅構内は人で溢れかえり…
もちろん駅の規模で溢れかえるか否かは変わるのでそこだけで大盛況とは言い難いのでしょうけども、駅を出てゲートで並んで待っている人の多いこと多いこと…
9時入場の列よりも10時入場の列の方が多く感じました。
10時入場なのにそんなに前から待つの?と少し呆れたぐらいに人が多かったです。
待ち時間が長いかと言うと、決してそうでもなかったです。
入場者は空港みたいに手荷物の検査を受けなければ入れないようになっていたので、手荷物検査に少し手間がかかる方がいらっしゃった場合に流れが止まるくらいで、QRコードを出してゲートを通過していくのは非常にスムースだったと思います。
僕らも親友の息子くんのスマホ画面を見せて、3人分のQRコードを提示するだけだったので、実質親友と僕は何もせずにゲート通過なワケです。
この辺はよく出来てるなぁと感心し、右手奥を見ると、お年寄りさんらなのかな?
QRコードでの入場が出来ない方々の対応をスタッフの方々が親切にしておられたのが見えて好印象。
そういったワケで、僕らは生まれて初めての万国博覧会会場に、午前9時40分ごろ足を踏み入れたのでした。
入ってすぐ目の前に大屋根リングかと思いきや、大屋根リングまで結構距離があって、会場に入った時点ですぐに「これは広いわ」と感じましたよ。
やっぱネットとかの操作は若い衆にやってもらわんとね…ということで、中に入ってからのディレクションは基本的に息子くん頼りに(笑)。
完全予約制のパビリオンと予約なしで並んで入れるパビリオンがあるとのことで、それは完全予約制の方が出来が良いんでないの?と予約を入れてもらうことに。
人気のあるパビリオン、アメリカ館やらフランス館やらガンダムパビリオンなど、無知なオッサンらが若い衆にノリで「行こうぜ!」とか言っているのを遮るかのように、
冷静な息子くんが「うん、一番早い入場で19時」とやや冷ややかな声で僕らに告げる。
「いやいや、さすがに10時間も待てんやろ?」と僕が言うと、
親友T「俺は待ってもええで」
僕「ごめん、遅くても21時ごろまでには喜志駅に着いてないとバスの最終がなくなる」
親友T「なんや、子供のとこ行くんかい!w」
と言ったアホな会話が交わされ、3人ともこれは大きなミスを犯したことに初めて気づく。
先にも述べたように、時間つぶしに前日勢いで「行こうぜ」と決まった今回の万博だっただけに、全員予備知識なしの状態で現地に集合してしまったワケで、人気のあるパビリオンは事前の予約がないと入れないことを現場で初めて知ったんですよ。
これは即ち、今日は多くの入場者みんなが行きたいパビリオンには行けないことを意味し、入場でいきなり出鼻をくじかれた形になったんです。
なったんですけど、僕らはそもそも前日まで行こうと考えてもいなかったので、まあそれならそれで観れるヤツ観ようぜワッハッハ~ってなもんですよ。
そもそも、小さい頃から社会の授業やらで聞かされてきた“万国博覧会”ってのがどんなもんなのか?
どんな空気なのか?話題の大屋根リングってどんな建造物なのか?
それらが観れる、感じれるだけで、僕には十分に来た意味があったワケでして、むしろハナっからパビリオンとかおまけみたいなもんですから、中に入れなくて残念ではありますが、まあいっかと軽い感じなワケです。
これがのちに大きな後悔となり、「やはりもう一度行きたいぞ!」となるとは、この時点ではまだ知る由もないのでした(笑)。
とりあえず長くなるので今回はここまでにしておきましょう。
チケットの購入、交通機関と駅の利便性、入場の際の混雑、入場してから知った完全予約制パビリオンの現実と僕らの能天気さ。
この辺りまででまずは一度アップしておきます。
後編は、
- 予約制ではないパビリオンも面白かった!
- 大屋根リング歩いたぞ!
- 万博メシ美味いやん!
- やっぱ男はガンダムやな!
などなど、画像をチラチラ入れながらアップしてみます。



